2022.06.24 奥蓼科便り

「だるい」は体の悲鳴 早めの対処が改善のカギ

太古からの自然そのまま 究極の癒しの場で湯治 太古からの自然そのまま 究極の癒しの場で湯治

朝起きた瞬間から月曜日なみのだるさを毎日感じる
特にこの梅雨の季節はだるさが一層強くてつらい…、
 
「だから疲れをとりに来ました」
「とにかく静かな場所に行きたくて」
「自然の中で癒されに来ました」
そんなお客様の声をよく耳にします。
 
中には雨の中、
「とにかく早く行きたくて、会社帰りにそのまま直行しました」
という方も。
 
こんにちは。
長野県奥蓼科温泉郷の山の宿明治温泉です。
 
急な暑さ、湿度の高さで体が思うように動かなくなるこの季節。
 
バテないように多めに水分をとるなど、
きっと対策はされていると思いますが、自分でできることには限界がありますよね。
 
バランスが崩れやすくなって、いつもの調子が保てなくなることもあり、
日常から離れたい、
都会の喧騒を忘れられる場所に身を置きたい、
という方が急増します。
 
ただでさえ、暑くなってくるとイライラしたり、食欲が低下しがちに。
エネルギー不足になると、だるさにますます拍車がかかりしんどさを感じるように。
 
風邪ではないから、
熱があるわけではないから、
咳や鼻水、のどの痛みがあるわけではないから、
 
休まず無理してしまう人が少なくないようで、
無理することで、体だけではなく気持ちまでしんどくなってしまうようです。
 
こんなふうに「だるい」というのは、放置されがちで、でも悪化しがちなので
実はなかなか厄介です。
 
つらいときは無理せず早めの休息を、ということはよく言われることで、
休息のための一番の方法はとにかくよく寝ることだと思いますし、
たとえ短時間でもぐっすり眠れると翌朝のスッキリ感がまるで違いますよね。
 
ところが
睡眠の質を自分でコントロールするのがなかなか難しいのが現実です。
 
だるさやしんどさを感じているときは気持ちに余裕がなく、
一日終えたあと、思い出されるのはどちらかというと良くないことの方が
頭に浮かびやすいのではないでしょうか。
 
お風呂に入っても、
お布団に入っても、
 
「今日、あれできなかったな」
「もっとこうすればよかったな」
 
反省から明日につなげていくのであれば、もちろんいいことにはなりますが、
気持ちも体もしんどさを感じているときは明日に向かう前向きさではなく
自分を責めてしまう、どちらかというと後ろに向きになってしまいがち。
 
本来、入浴も睡眠も、体の力を抜くためのリラックスタイムなのに、
思い出して余計に落ち込んでしまうことに。
 
このまま眠ろうとしても…いろいろ気になって
緊張感から寝つきが悪いのはもちろん、
ぐっすり眠れず、浅い睡眠がさらに浅くなり…、
なんだかいい夢を見られなさそうですよね。
 
こんな風に、睡眠の質があまり良くない時の原因は
自分の気持ちが大きく関係しているのではないかと思うのです。
 
では睡眠の質を良くするには?
 
快眠グッズもたくさん販売されてはいますが、
だれでもできる簡単な対処法は、意識を向けるポイントをずらすことでは
ないでしょうか。
 
入浴時や寝る前、
一日を振り返ったときに、できなかったことに着目するのではなく
少しでもできたことを見つけたり、探してみる、というように
着眼点を意識的にずらしてみるという方法です。
 
毎日、やり切った達成感や爽快感を感じることは難しいと思います。
 
失敗したことがあれば、なおさらそんな気持ちになれないかもしれませんが、
例えば、失敗したからこそ、わかったこともあるのではないかと思います。
 
きちんと謝れた、これだけでもすごいことですし、
だから人に助けてもらえたかもしれません。
いつもやってしまっていた自分のパターンに気付けたかもしれませんし、
失敗したからこそわかったことや学べたことがあったかもしれません。
 
自分を責めて終わりにしてしまうのではなく、その続きに目を向けるだけでも
随分気持ちは軽くなり、少しでも安心して眠れるようになるのではないでしょうか。
 
それでも、忙しい日常ではいろいろなことがあり、どうしてもストレスはたまりがち。
時にはエネルギー切れになることも、もちろんあると思います。
 
限界が来る前に、そんなときこそ、早めの対処を。
 
それには
やはり日常から距離を置くことが一番簡単で効果が大きいのではないでしょうか。
 
人間も動物と同じように、昔から自然と共存しているのが自然な姿ですから、
冒頭のお客様のように
都会の喧騒から離れて、静かな大自然を求めるのは自然なことかもしれませんね。
 
奥蓼科は、太古からの自然がそのまま現存する、
日本の中でもとても珍しい場所。
 
東山魁夷画伯の「緑響く」のモチーフになったり、
もう数年前ですが、吉永小百合さん出演のAQUOSのCMの舞台になった
鏡のように美しい、御射鹿池(みしゃかいけ)に感動したり、
 
明治温泉の眼下にある、おしどり隠しの滝も、マイナスイオンがたっぷり
シャワーのように降り注ぎます。
 
そして、明治温泉は昔から湯治の場として親しまれた
「明らかに治る」が命名由来の希少な鉄炭酸泉。
 
そして山の幸と旬のお野菜中心の、だしが決め手のご好評いただいている
お食事。
 
特別なサービスはない、
「何もない贅沢」は
体と心を癒すには最適な場、
 
明治温泉は、そんな秘湯の一軒宿として認知度が高まっています。
 
お客様の中には、季節ごとなど、定期的にご利用いただいたり、
体が求める温泉として覚えていただいているという声も。
 
時には
「ただそこにあるだけ」という自然と、自分とを一体化させ、
何も考えずに、頭の中を空っぽにしてみる、
 
できそうでなかなかできないことだと思いますので、
そうやって、ぜひ心も体も解放してリセットしてみてください。
 
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スタッフ一同、皆様のお越しを心よりお待ちしております。

ご宿泊に関しましてのお断り

トイレ・お風呂

お部屋にトイレ・お風呂はございません。
共同のトイレと温泉をご利用ください。

17時までの
チェックイン!

明治温泉は早めのチェックインをお勧めしています。明るい時間に来られますと渓谷の散策が楽しめたりチェックイン前に温泉へ入浴が出来たり、仕上がり次第でお部屋にもお入りいただけます。

エレベーター

エレベーターはございません、ご容赦ください。